まちづくり企画3・4■松江企画2001.8の記録


teku-tekuまちづくり企画3・4


まちづくり企画3+4◆歴史とともに豊かに暮らす−NPOネット松江−
日 時●2001.8.25(土)13:00〜8.26(日)17:30
コース●第1日:すまいづくり・まちづくりNPOネットワーク第5回交流会に参加
    まち歩き(5コース)+交流会(まちづくり報告+ワークショップ+美術館発表)
    第2日:松江ニューアーバンホテル〜(一畑電鉄)〜ルイス・C.ティファニー庭園美術館〜
        (松江レイクライン)〜カラコロ工房〜京店商店街界隈〜堀川遊覧船〜天神町商店街
        〜島根県立美術館〜塩見縄手武家屋敷群〜(松江ウォーカー)〜松江駅前テルサ周辺
参加者●8名(NPOネット交流会の参加者は65名)
    ◎井手幸人+大竹 亮、大澤真澄、田中 登、原 久子、溝辺正浩、藤井正男(1日目のみ)、
    栗原 徹(2日目のみ)

[参加者の意見]


0◆松江中心街(全体)
●堀や緑など城下町の良さ、宍道湖などの環境、街のほどよい活気など、バランスのとれた街である。
●まちの規模が適切かつ雰囲気が落ち着いていて、地方都市の良いところが多い。
●街はこぢんまりとまとまっているため歩いて回れるし、調和もとれている。
●川を挟んで、駅前の新市街と城下の旧市街のバランスがいい。
●宍道湖と堀川、水辺の町というのは心底から和める。
●少し商店街は寂しくはなっているが、歴史、自然等資産は豊富ですばらしい。
●「時の忘れ物」のような街。水辺や古建築、美術館などの格調高い自然・歴史・文化資源に恵まれ、歩道整備、建物保存、遊覧船や100円バスなどの空間整備が上手くそれをサポートしている。一方で、ビジネスや商業、アミューズメントなど、都市の一般的機能が目立たない。
●一部には不況を感じる部分もあるが、出合った人たちはみな活気があり、もう一度行きたい街である。


1◆ルイス・C.ティファニー庭園美術館
●装飾品、花瓶、窓など、様々な分野にわたる展示物がすばらしく、庭園や水辺を組み合わせた全体構成もいい。
●宍道湖に面した自然光が差し込むステンドグラスは見応えがある。チャペルで挙式できればなおいい。
●よくあれだけお金を掛けるたと感心。建物デザインは目新しくないが、宍道湖の見える休憩室が良い。
●狭い通路が何カ所かあり、人がうまく流れていない。展示品はすばらしいが、入場料2000円は高い。
●ステンドグラス等の展示は良いが、立地、料金等もっと手頃になってほしい。
●湖畔の立地や展示品は上等だが、建物や庭園は平凡でかけ声倒れ。ショップは面白い。
●意外にも展示品が充実している。建造物はティファニーのコンセプトにあわず無機的で模型のような感じ。ターゲットにどのエリアからの来客を期待したのか不明。展示だけではなく、装飾美術のセミナーなどのソフトイベントを開催してほしい。


2◆カラコロ工房(旧日本銀行松江支店)
●銀行の重厚な建築を活用し、中庭とそれを囲んだ店舗空間なども、非常にうまく造っている。銀行の正面入口を使っていないのが残念。
●旧銀行の建物の使い方がうまい。石+鉄骨の組み合わせは手馴れた感じではあるが良い。裏側の小広場も適度なスケールを確保していて、好感が持てる。
●堀割に面する荘重な近代建築を保存するとともに、中庭を新設してカフェやイベントに活用している点が上手い。当日は、3都市交流音楽祭が中庭で開かれ、建物のあちこちから楽器の調べが聞こえた。
●非常に積極的な利用であり、立地の良さもあるので成功するのではないか。
●近代建築のリニューアルの秀作。
●1階のレストランは建物を利用したとてもいい空間。地下の金庫室の扉は一見の価値がある。
●レストラン「エルミタージュ」でのランチはとても良い。レトロ感(旧日銀)と新しさをうまく演出し、その上にサービスも値段、もちろん料理も良い。若い層を中心街に引き戻すにはとても魅力的な施設。
●古い建物の保存は良いが、活かしきれていない。レストラン以外の出店テナントは採算が取れているか疑問。手づくり全般ではなく、和菓子博物館など松江ならではのものをアピールする方が良い。和菓子とお茶を現代的に紹介するなど。現時点では地元の人のためか観光客のためか曖昧な空間。


3◆京店商店街+京橋界隈
●水辺の雰囲気とそこに面した広場などの空間が良く、個性的な店舗もある。
●城下町らしい落ち着いた商店街であり、雰囲気が良い。
●あのあたりの商店街には、おいしい物が沢山あるように感じる、次回はぜひ、ゆっくり歩きたい。
●京店商店街はきれいにつくられていたが、松江の独自性に乏しいのが残念。京店商店街からカラコロ広場に入る部分のデザインは、しっかりしていて良い。
●伝統商家や堀割など歴史的景観と、歩行者モールや洒落たカフェなど現代的感覚が共存している。歴史モチーフの乱用など安易に観光客にこびるのはやめて、伝統、現代ともに本物を追求すべき。
●アーバンデザインとしてはきれいに出来ているが、あまり人が通ってない。何が問題なのだろうか?
●朝10時前に歩いた時には洒落た印象だったが、昼間のフリーマーケットが並ぶ光景にはがっかり。
●たまたま催していた「フリーマーケット」をもう少しみてみたい。


4◆天神町商店街+寺町通り
●天神町商店街はまちづくりへの思いが伝わってくる。寺町通りの景観はすばらしい。
●寺町通りの街路整備がされていたが、街路に面する建物(寺)も街路に向けたデザインを施しており、今後さらに良くなる期待が持てる。
●コミュニティが失われ、経済原理が支配する殺伐とした現代において、こうした高齢者・障害者や子供連れを歓迎し、学生もチャレンジできるような商店街は、とても優しくて救われる気持ちになる。
●中村茶問屋でいただいた「グリーンティー」がおいしく、歩いた疲れをやわらげてくれた。
●マイナス要素を逆手にとるアイデア満載のまちづくりは気持ちがいい。
●天神市の時は賑わっていたが、翌日は閑散としていた。チャレンジショップやおかげ天神から伝わってくるものはあるが、これが本当の姿?だとちょっと淋しい。人が集まってこそ、商店街は活気がある。
●商店街は衰退しており、新しい試みがどれだけうまくいくかが課題。


5◆島根県立美術館(1999/菊竹清訓)
●湖に面して高さを抑えており、デザインもすっきりまとまった、なかなか良い建築。
●湖面になじんだ控えめでなめらかな外観、湖面を眺望できるロビーが広がる内部、ともにすばらしい。
●(菊竹にしては)非常に環境に配慮し、溶け込んだ優しいデザイン。展望台からの景色もなかなか。
●菊竹清訓の他の作品にはないような、景観に考慮したデザインはすばらしい!
●奇抜なデザインのようだが、内部空間は豊かで、湖畔へのつながりも良い。
●宍道湖畔に面したすばらしい空間。野外彫刻展を開催するにふさわしい立地。沈む夕日が見られなかったのが残念。
●宍道湖を眺められる美術館としては良いが、あれだけのものが必要かどうかが疑問。
●遠景としてのランドスケープデザインはすばらしい。遠くから見える屋根に空いた円形の切り抜き部分が、ただの屋上展望台になっていただけで、建物の内部空間との関連がないのが残念。


6◆塩見縄手武家屋敷群+ヘルンの小径
●武家屋敷とその塀、松並木、堀の組み合わせが、いかにも城下町。
●城とセットでこれだけまとまって残っているのは珍しい。小泉八雲記念館などは内容も充実している。
●黒壁のデザインが統一され、歩いて見ても、船から見ても良い景観。
●歩くよりも遊覧船から見た風景の方がいい。
●松江らしさを最も感じる場所。できることならば、これ以上観光地化されほしくないのだが。
●とても美しい景観が保全され、堀割との関係もいい。観光だけでなく、街の再生に活かすには?


7◆ぐるっと松江・堀川遊覧船
●松江市のリッチな観光資源を堪能できる。船頭さんとの会話も観光の楽しみ!
●松江で一番!遊覧船は寝そべって昼寝をしながらもう一周したかった。
●古くて新しい松江の名物。四季を通じて楽しめる。
●お堀を大事にしてきた松江の人々の心意気が感じられる設備。
●掘割の石積がしっかりしていて、すばらしい。掘割に面した住宅も、掘割を意識した植栽やプランターの設置など、掘割を意識した参加が見られて良い。低い橋を渡る際に船の屋根が低くなるのは、橋の低さを体感させられて、かえって楽しい。あまりに快適で、居眠りしてしまった。
●遊覧船が橋をくぐる時、屋根を下げるのがユニーク。低い視線で、歩くのとは違う街を体験できる。
●観光客としては、バーチャルではなく、あるものが活かされていてとても良い。周辺の住民を全員招待して、自分の家がどう見られているか意識してみるのも良い。船に乗っている人と目線の合うレストランがほしい。今後ソフト的に(日本のサンアントニオとして)色々な展開が楽しめそうで期待できる。
●昔ながらの風景、と思いきや、まだ4年目とのこと。堀川を浄化し、水辺を整備して就航にこぎつけた市民と行政の努力に敬意。


8◆松江レイクライン(レトロバス)+松江ウォーカー(100円バス)
●ティファニー美術館を通ってフォーゲルパークまで運行するレイクラインは楽しく、車窓の宍道湖も美しい。ワンコインで頻発する松江ウォーカーは、マイカー中心の交通体系を転換し、路線バスの復権による中心市街地の活性化をめざしている。
●今回前後に歩いた米子と津山にも100円バスがあった。街全体をぐるりと回るのに最適である。
●レイクラインはデザインも松江の雰囲気にマッチしている。内装の木がとても気に入った! 松江ウォーカーは命名がいい! 100円だということをうまくボディにデザインしている。
●レトロバス(松江レイクライン)は内装もグッド。
●わかりやすく、頻繁に走っているのがいい。
●街中を巡回しているのを見ていると、乗車したくなる。


■松江の街で一番気に入った場所は?
★水辺(宍道湖、堀川)と親しめる場所、遊覧船
★堀川
★堀川遊覧船:水の都である松江の特色を活かし、水と街と人とを同時に楽しめる。
★城を中心とした住宅街:大変に雰囲気が良く、機会があれば住んでみたい。
★李白酒造+金森醤油の蔵:職人町の良さが残っている場所。
★カラコロ工房:保存された建物をうまく改修してさらに魅力を増している。
★天神町商店街:新しいタイプのやさしさにあふれた安心商店街の萌芽がみられる。
★松江テレサと対面する駅側の高架下にあるちょっと洒落たカフェ


■松江中心街はどういう街であってほしいか?
●伝統を活かしつつも、新しいものを取り込んでいく街。
●中心街はとてもコンパクトで、まち歩きには最適な大きさ。1920〜30年頃の味のある建物、死んでいるのが気になる商店街が残っている。近世だけでなく近代の歴史も味わえる街になるといい。
●今後ますます自動車交通のウエイトが大きくなると思うが、落ち着いて歩き回れる整備をしてほしい。
●チャレンジショップなど、住民参加のまちづくりの様子が伝わる。今はまだ、シャッターの下りた空店舗がたくさん目立つのが残念。まずは店舗が埋まり、商店街に人が集まる街になったら・・・。
●観光地化しすぎるのはどうかと思うが、とりあえず人が増えることは好ましい。古き良き伝統文化を大切にする心も忘れないでほしい(武家屋敷等)。一度失ってしまえば二度と手に入れることができない。
●中心街の空洞化がやはり心配。まちの中心を絞ってコンパクトなまちとして活性化しないといけない。
●自然、歴史、文化、景観、高齢者・・・は20世紀の都市ではあまり評価されなかったが、間違いなく21世紀の主役であろう。その時、これらがひっそり息づく静かな美しい松江は、時の忘れ物から時代のトレンドメーカーに転換する。NPOも同様である。


■その他、今回の企画に対する意見等
●まちに資源があり、それを最大限に活かそうとしているNPOの方々の努力に感心しました。ちなみに、翌日行った神戸・長田のNPO的活動もすばらしく、長田のまちの資源は、震災をきっかけにつくられた「人」であると感じました。(M.Fuj-)
●正直言って、活気がない。まつえ・まちづくり塾や天神商店会の人の話を聞いていると行動力もあるし、いろいろ試しているようであるが、15万人の人口のもしかしたらほんの一握りの人たちなのでは?と思った。2日間歩いてみたが、一般市民の生活が見えなかった。例えば転勤族に赴任期間を追いながら「永住したいか?どんな街にしたいか?」と聞いてみると面白いのでは。(M.Osa-)
●意外なほど綺麗な女性が多かったように思いました(李白酒造の女将さん、県立美術館の学芸員さんなど)。(N.Tan-)
●松江は2度目ですが、非常に好ましい街という印象が強い。また行ってみたい。(M.Miz-)
●サイクリング道路がほしいです。(H.Har-)
●今回はNPOネットワークには参加できず残念でした。前日に地域の人の話を聞いていれば、もっと街を楽しめただろうと思います。(T.Kur-)
●最後に入った松江駅前の高架下のオープンカフェ(パスタハウス?)、とても心地よかったです。街を眺めながら、2日間をゆっくり振り返ることができました。旅の終わりに。(R.Ota-)


【評価集計結果】           

  対象
評価
内訳 
MD40 松江中心街(全体)
3.50
AABBBBBB
MD41 ルイス・C.ティファニー庭園美術館
3.57
AABBBBB−
MD42 カラコロ工房(旧日銀松江支店)
4.75
AAAAAAAB
MD43 京店商店街+京橋界隈
3.25
AABBBBBC
MD44 天神町商店街+寺町通り
2.75
AABBBCCC
MD45 島根県立美術館
4.00
AAAAABBC
MD46 塩見縄手武家屋敷群+ヘルンの小径
4.33
AAAABB−−
MD47 ぐるっと松江・堀川遊覧船
5.00
AAAAAAAA
MD48 松江レイクライン+松江ウォーカー
4.14
AAAAABC−

(注) 評価はA〜Dの4段階。集計は単純平均(A:5,B:3,C・D:1)。


すまいづくり・まちづくりNPOネットワーク/ホームページ掲示板より*************
[ 検索 | 発言 ] 20件を新着順に表示しています。    http://www.smnpo.gr.jp/


[No.35] 溝辺正浩さん (2001/8/30 , 17:12:00)
■逆境を逆手にとるまちづくり

松江でのまち歩きは天神町を中心としたBコースでした。中心市街地の活性化は他の都市でも大きな問題ですが、ここでは逆境を逆手にとるような方法で進めているのが印象的でした。アイデアの豊かさとそれを実現させる機動力、ソフト面の強さが、独自のまちづくりを進める要因だと思います。また、交流会で美術館の学芸員の方が説明してくださったプロジェクトは面白い。「まち歩きがアートになる!」また新しい発見でした。


[No.34] 脇野真澄さん (2001/8/29 , 1:12:02)
■第5回情報交流会(松江)に参加して

TEKU・TEKUの脇野(旧姓大澤)です。東京の巣鴨(文京区民ですが)から参加しました。
巣鴨のとげぬき地蔵が高齢者を中心とした賑わいの場になっていること、地蔵通り商店街には視察が入っていることは知っていましたが、松江におかげ天神があることは、今回参加するまで知りませんでした。行動力とチャレンジ精神があれば自分のスケールで町の中に飛び出すことができ、町づくりに参加できる環境、そしてそれを実現している方々、なかなか実際にはできないものです。その実行力に驚きましたし、うらやましくも思いました。ただ、人が集まってこそ商店街は賑わいも活気も出ます。天神市やチャレンジショップがそのきっかけになれば、と思います。
もう一つ、山陰合同銀行の展望室から松江の町を眺めての感想になりますが、14階建という高さは、人がどこを歩いているかとか、寺町や町屋の並ぶ様子がわかる高さですね。手を伸ばせば届くとでもいうのでしょうか。東京にある超高層は遠くの建物の位置関係はわかっても路地の様子はわかりません。私は町は歩いて見ないとわからない、と思っていますが、この高さだったら「あの店に人が入った」とか、ここをこうしたい、ああしたい、が言えるような気がします。
翌日は遊覧船に乗り、水辺の町を堪能しました。
次回松江を訪問するときには、ぜひ旅館の方との朝の町歩きに参加したいです。
最後に、お世話になりました関係者の方々へ、どうもありがとうございました。


[No.33] 大竹 亮さん (2001/8/28 , 13:58:42)
■松江の街を歩き、まちづくりを語り合って

みなさん、こんにちは。teku-teku(まち歩き評価活動体)の大竹です。
25日の松江の交流会に、福岡から参加してきました。まち歩きコースが5つもあって、どれも魅力的だし、まちづくり塾の方のお話を聞きながら歩きたいし・・・と迷いましたが、結局、ソフトが面白そうな天神町商店街を含むBコースを歩きました。その後の交流会は、ユニークなワークショップ形式で、参加者全員が松江の街についての想いを表現することができました。本当に、参加したという実感の得られた交流会でした。
翌日は、AコースとCコースを独自に歩きました。これで計3コース踏破です。(4月にできたばかりの湖畔の宝石箱、ルイス・C・ティファニー美術館にも行って来ました。)
それから、このホームページにすでに当日の記録が載っていますね! 写真も多くて臨場感があります。私自身が撮った写真の現像もまだなのに、事務局の素早い対応に驚きました。
まつえ・まちづくり塾のみなさん、すてきな交流会をありがとうございました。これからも、このネットワークを通じていろいろ語り合って、お互いに頑張りましょう。
私たちがこうあって欲しいと思う街を実現するために!


[No.32] 田中 登さん (2001/8/27 , 23:25:23)
■第5回情報交流会(松江)に参加して
「歴史と文化」は比例するが、経済環境はどうか? 必ずしも同列にて比較は出来ません。しかし、人間として本当に価値を見出すことができるのは、「歴史と文化」ではないか、と最近感じています。「塩見縄手の武家屋敷群と松並木」や「堀川の遊覧船」等、今回の松江にても同じように感じました。石原さんのお祖父さんの代に松並木を守った話などをお聞きしていると、人間としての価値はここにあるのではないか!と思ってみたりもします。残念ながら、私は「スクラップ&ビルド」の世界に生きており、松江の人々を羨ましく思いました。
話は、全く変わりますが、「松江には綺麗な女性が多い」です!!  其の壱:李白酒造の女将さん・・・なかなかの人だと思いました。残念ながら、試飲を4種類(+酒作り用の水)しかできなかったのが心残りです。其の弐:島根県立美術館の学芸員の方(GPSの発表)・・・ぜひ一度お話をしたかったくらい綺麗に思えました。残念ながら、何を言っているのか理解できなかったことが自分の反省点です。
最後になりましたが、今回お世話頂きました関係者の方々にお礼申し上げます。


[No.30] 井手幸人さん (2001/8/27 , 13:57:55)
■第5回情報交流会 in 松江に参加して

「枯れた商店街は面白い」なぜ面白いか・・・こうした商店街では自分がやりたい商売等、アイデアがあり実行力さえあれば自分の夢が案外簡単に実現できるいいチャンスでもあるのではないでしょうか。今回まちを歩かして頂いた、松江市の南側に位置する天神商店街には、様々なチャレンジが通りのあちらこちらにちりばめられていて大変楽しくまちを歩くことができました。
例えば、島根大学の学生さんたちが企画運営されている店舗、子供とお母さんのカフェTonTon、なんの変哲もないビルを改修してちょっとしゃれたカフェ、ブティックにしたPort Below(店の名前あるいはビル名?)等々、その究極が東京・巣鴨のとげ抜き地蔵のアイデアをそのまま持ってきた「おかげ天神」。 この様な新しいアイデアをもった若い方々の活動が地域に刺激を与え、まわりの店舗がいかに元気になっていくか、大変興味があります。数年後また寄せていただき、その変貌を見て歩きたいと思っております。
最後になりましたが、今回、お世話頂きました「まつえ・まちづくり塾」の方々、また、関係者の方々、楽しいまち歩きどうも有り難うございました。


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