まちづくり企画5■向島企画2001.11の記録


teku-tekuまちづくり企画5


向島博覧会に行こう!2001

★アートロジィ向島博覧会2001
日 時●2001.11.18sun/11:00-16:00
コース●京成八広駅〜八広地区(あぶらや+八広house-project+ユーズ森の本屋etc.)〜京島地区(EIRE#2+OK TOKYO+ユートリアetc.)〜向島地区(もみじやま+WABISUKE+まち歩きセンター+机上の理etc.)〜東武曳舟駅
参加者●7名(確認できた範囲)
◎大竹 亮、井手幸人、溝辺正浩、(阿久津壽)/以上18日
    安藤 文、小俣元美、長崎 卓 /以上19日以降


【参加者の意見】

★「アートロジィ向島博覧会2001」は面白い!(y-ide/2001.11.18)
●昨年も向島博覧会の期間中「まちづくりすまいづくりNPOネットワーク」と博覧会との共同で実施されたまち歩き企画に参加し八広のまち、京島のまちを歩きました。地域マネーを活用したまちづくりに驚かされたのですが、今回は(11/18/01)、木造長屋を改造しているそのプロセスを見せて頂いたり、改装し住まれているアーティストの方の家に上げて頂いたり、ノルウェーのメディアアーティスト・ヨハンの京島の防災訓練を撮った白黒映像(OK TOKYO)を木造長屋で見せて頂いたり(防災訓練がなにか日本の不思議な儀式のような映像になっています)、昭和初期の撚糸工場を舞台にしたインスタレーションを体験できたり・・・等々昨年とは違い一歩まちの中に入り込みこの地の魅力に接することができました。25日まで開催されていますので一度普通のまちの中にちりばめられた、きらめく不思議なアート探しに参加されてはいかがでしょうか?
●向島博覧会のHPを記しておきます・・!
http://www.mukoujima.com/


★アートロジィ向島博覧会は面白かった!(m-miz/2001.11.18)
●先のy-ideさんと一緒に行ってきました、向島博覧会。
●私のお勧めも「Yahiro House Project」(長家の改造をし続けているプロジェクト)と「OKTOKYO」(京島の長屋で不思議なビデオ作品を鑑賞)でしょうか。ともあれ、前回のまちづくりがメインと違い、アーティストの活動が主となっていますが、どの会場でも地域とのつながりを意識した展示になっているのがとにかく面白いです。物理的に町や建物の中に入り込むだけでなく、アーティストの目線を通して別の内部が見えてくる、という感じでしょうか。
●今回は特に「行ってみなければ分からない」内容なので、是非現場に行って、できればスタッフの方とお話することをお勧めします。あえていうなら、パンフの「路地を歩けばアートにあたる」よりも「路地を分け入る宝探し」でしょうか。分かり難い会場ですが、街全体の雰囲気とアートの両方を楽しんで、色々と考えさせる向島博覧会に是非行ってみて下さい。


★路地裏のアート展・向島博覧会へ!(r-ota/2001.11.19)
●路地裏のアート展・向島博覧会2001も、明日までになりました。
●下町の路地奥の戦前長屋を改造して、国内外の若いアーティストたちが、まちなかのあちこちで、アート展をやっていて、それを探し歩くというユニークな趣向です。街自体が隠れた美術館になるという発想に、そして若いアーティストと地元のお年寄りとが、協力している様子が、面白かったです。向島(一寺言問、京島、八広地区)は、下町の密集地で、防災上の問題が指摘されてきましたが、何とも言えない不思議な懐かしさと安らぎを感じる街ですね。そういう古びた路地の普通の長屋で、意表をつく前衛アートに遭遇すると、ハッとさせられます。古い建物を壊すのではなく、改造して活用するというのも、時代の流れを感じさせます。
●ちなみに、この向島のまちづくり活動は、今年、国土交通省の「小さな世界都市大賞」を受賞したとのことです。長屋の一室でノルウェー人の前衛作品に突如遭遇するようなこの街に、誠にふさわしい賞と言えましょう。さらなる展開を期待します!

★Re: 松江からの便り (t-nag/2001.11.25)
●「松江便り」を転送ありがとうございました。
●さて松江といえば、実は昨日、江戸川区松江を散策してきました。もともと向島博覧会を見物に行くのがメインの目的だったのですが、その前にちよっとと立ち寄った「松江」が案外面白く、2時間ほどぶらぶらしてきました。何が面白かったかというと、そこら中「松江」があふれていたことです。松江一中から松江六中、松江小学校、松江大通り、松江図書館、松江テニスコート、松江工業、松江調剤薬局などなど次々と見つかって嬉しくなります。街自体は、商店やマンションが建ち並ぶ表通りから中に入っていくと、中小の金属・ガラス・プラスチック加工工場、自動車修理工場、クリーニング工場のほか、配送所や倉庫などと、普通の一戸建からミニ開発、木賃アパート、小規模マンションなどの住宅群とが混在した地域でした。このあたりは来週あたりに東京矢の原会HPの「東京の中の松江・島根」に書こうと思います。
  http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Gemini/5690/
●そうそう、松江三丁目あたりから北に伸びる通りで「同潤会通り」というのがあって、「同潤会」というバス停や京葉道路沿いには同潤会病院があるにもかかわらず、肝心の同潤会住宅らしきものは見当たらず、都公社の立派な高層住宅が目立っていましたが、やはり建て替えられてしまったんでしょうかね。それにこの辺り、TEKU-TEKUの前身時代に歩いたような気もしたのですが、こればデジャ・ヴでしょうか?
●いずれにしても、そんなこんなで向島に着いた時間が遅くなってしまい、また予習も不十分だったため、向島博覧会の方は、何だかよくわからないまま通り過ぎてしまいました。(一寺言問集会所の前には宴会ため?のテーブルが準備されていましたが・・) それでも京島のあたりの道の狭さと分かりにくさは、初めて歩いてみてナルホドこれが有名な京島かと改めて思いました。ただ、天気も良かったせいか、狭い路地とそこに滲み出している生活感がなかなかいいなとも思いました。ということで、それでは、また。


★Re:Re2:Fw:向島博覧会へ行こう!(a-and/2001.11.26)
●向島行って来ました。
> なかでも、古い戦前住宅を手作りでアトリエに改造する八広ハウスプロジェクト
> や、外国人による”OKTOKYO”は、ぜひ体験.あれ!!
●八広は、ものすごくおもしろくて話も結構盛り上がって彼の居間コーナーにもあがらせてもらって(ほかにも数名いましたが)のんびり小屋組なんかも見たり相撲を見たりしてました。かつてのプロジェクトの8ミリとかも。。。。 ”パーティをやるから一緒にどうですか”と誘ってもらったのですが、もう一つパーティがあったので残念ながら行かれませんでした(パーティは誰でもOKだから。。)ちょっと悔しかったですが。。でも、もう一つのパーティは”ドーモアラベスカ”だったのであきらめました。
●ドーモアラベスカは、ものすごく暖かみがあって愛情があふれる住宅でした。すべてにほおずりをしたくなったり、さわってみたくなるような建物でした。深大寺温泉にも行ったし、袋田の滝も行ったりして、バタバタの連休でしたが結構楽しめました。


★向島博覧会 (m-oma/2001.11.28)
●TEKU-TEKUのみなさんとは行けなかったのですが、ちょっと気にはなっていましたので、24日に、ひとりでこっそり向島博に行って来ました。
●一人だとちょっと寂しいかなと思いましたけど、以前、南千住-路地尊コースを企画しましたので、土地勘があったので迷わなくてすみました。はじめての人は、ひとりだとちょっとつらいと思います。また、ひとりだと話がしやすいことも発見でした。
●北から行きまして、最初のころ、町内会が自主的に開いている休憩所で、町内会のおじさんに経緯や寄せられている苦情(案内や休店など)まで聞かされてちょっと事情通になった気分で歩きました。
●私のお気に入りは、塗創人の道畑さんの壁でしょうか。東山魁夷風の壁と2階の光る桜。実は他の家の壁も氏の手が入っているものが複数あるんですね。壁ギャラリーが可能なのではと思うくらいです。またライオンズマンションの下で絵も買ってしまいました。(あっちこっち展。作者のサイン入りです)
●でもどうして芸術家のみなさん、あそこに住んでいるのでしょうか? 一見の客ではそこまでは解明できませんでしたね。また、どのような人たちが外から見にきているか、興味あるところですね。
●通して感じたことは、博覧会だからといって、みなさん、そんなに無理をしていない。自然体なのですね。良いかどうかは意見の分かれるところでしょうが、私はそういう感じがけっこう気に入っています。(特に今年はそのようです。)

※向島博覧会2001には、会期中(11/17〜25)、メンバーが都合の良い日にバラバラで参加しましたが、結果として、初日にはまだ修復作業の真っ最中だった住宅が、後日完成してパーティをやってるとか、同じプロジェクトで別の人と別の話をするとか、体験に幅ができて面白いですね!
(teku-tekuの新境地!)


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