まちづくり企画 ■深沢企画2001.12の記録


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緊急提案1■どうなる!都立大深沢(理工)キャンパス跡地!(実施記録)
 東京都立大学都市と住宅を考える会有志の呼びかけによる「深沢キャンパス跡地を見る会」に参加する企画

日 時●2001.12.1(土) 12時40分〜14時30分
コース●東横線・都立大学駅〜都立大目黒(本部)キャンパス跡〜都立大深沢(理工)キャンパス跡 〜深沢住宅地〜駒沢オリンピック公園〜田園都市線・駒沢大学駅
参加者●13名(うち、都市と住宅を考える会11名、*てくてく6名)
   ◎藤井祥子(深沢地区)、*清水俊哉(目黒地区)
   中村正夫、保倉俊一、若林康彦、海老塚良吉、佐藤俊一、付 志強、
   *大竹 亮、*桜井ひろみ、*溝辺正浩、*村松紀明、*山岡 靖


■参加者の意見(アンケート結果概要)

この計画は、街並みと不釣り合いな、住環境を悪化させるプロジェクトである 92%
この計画は、街並み、住環境をそこなう度合いが大きすぎて問題である 92%
この計画は、今後、住環境への影響を少なくするように変更すべき 58%
貴重な立地・規模の敷地なので、考え方を抜本的に見直すべき 42%
 (※上記は択一なので、合計すると、現在の計画を変更すべきが100%)
問題の原因は、東京都がいい加減な条件で土地を払い下げたこと 75%
問題の原因は、あらかじめ地区計画や建築協定を作っていなかったこと 67%
問題の原因は、事業者のモラルが低く、社会性を欠いていること 50%
問題の原因は、現行の都市計画法、建築基準法の規制が緩すぎること    42%
 (なお、アンケート回答者には、当日参加されていない考える会会員を含んでいます)

■その後の対応
都市と住宅を考える会では、有志でこの問題についての提言をすべく、現在検討中です。ご関心ある方、ご協力いただける方は、ご一報いただければ幸いです。


■意見追録
Date: Mon, 3 Dec 2001 01:02:10 +0900
Subject: RE:深沢キャンパス跡地問題
今回の緊急企画、ありがとうございました。
現地を見ることができたことも貴重でしたが、それに加えて「模型の説得力、訴求力」には感服しました。
計画の暴力的な性格を、見事に指し示し、教えてくれました。
まちは不断に変わりゆくものですが、その変わっていく流れの中に、おのずからなる「共有される認識」が根付こうとしないことが、東京大都市圏に代表される日本の都市の大きな不幸だと、痛感しています。
まちはだんだん悪くなる、と住民が諦めざるを得ないということは、まちづくりに(たとえほんの片隅であれ)プロフェッションとして携わる我々に対する、「無能宣告」であるような気がしてなりません。(by T.Mur-)


■参考データ
 計画の概要、今までの経緯、住民の活動については、住民による下記のホームページを参照ください。 白紙撤回の立場から作成されているとのことですので、表現の過激な部分は気にしないで下さい。
 荒川修作設計(!)による住民側からの対案など、ユニークですよ!
http://www7.plala.or.jp/atochi/


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